「リクガメの餌って、野菜だけでいいの?」
「人工フードと野菜、どっちをあげればいい?」
リクガメを飼い始めると、まず悩むのが毎日の餌です。私はロシアリクガメを2匹飼っていて、毎日の餌は野菜と人工フードを組み合わせてあげています。
この記事では、リクガメ(とくにロシアリクガメのような乾燥地帯のリクガメ)に何をあげればいいか、あげすぎてはいけないもの、カルシウムのおぎない方、人工フードの使い方をまとめます。
この記事でわかること
- リクガメの主食にする野菜・野草
- 少しだけにするもの・あげてはいけないもの
- カルシウムのおぎない方
- 人工フードの使い方と選び方
- 1日にあげる量と回数の目安
結論:主食は葉物野菜と野草、人工フードとカルシウムでおぎなう
先に結論をお伝えします。
- 主食:葉物野菜や野草など、繊維の多い緑の葉っぱ
- 少しだけ:果物、ニンジン・カボチャなど糖分の多い野菜
- あげない:犬や猫のフード、乳製品、人間用に味つけした食べもの
- おぎなう:カルシウムのパウダーと、人工フード
リクガメは草食で、野生では草や葉っぱ、花を食べています。この食生活に近づけるのが、健康に育てるいちばんのコツです。
リクガメの主食にする野菜・野草
リクガメの餌の中心は、繊維が多く、糖分が少ない葉っぱです。
スーパーで買える葉物野菜
- 小松菜
- チンゲン菜
- モロヘイヤ
- カブの葉・からし菜・エンダイブなど
うちの子たちの好物は、小松菜・チンゲン菜・モロヘイヤです。どれもスーパーで1年中手に入りやすいので、続けやすい野菜です。
何種類かをローテーションしてあげると、栄養のかたよりを防げます。
野草(タンポポ・オオバコなど)
ロシアリクガメのような乾燥地帯のリクガメは、野生では乾いた草や野草を食べています。タンポポやオオバコなどの野草も、よい餌になります。
外でつんだ野草をあげるときは、農薬や除草剤がかかっていない場所のものを選び、よく洗ってからあげてください。名前がわからない植物は、毒があるものもあるのでやめておきましょう。
少しだけにするもの・あげてはいけないもの
少しだけにするもの
- 果物:リンゴ・イチゴ・バナナなど。糖分が多いので、ごほうび程度に
- 糖分の多い野菜:ニンジン・カボチャ・パプリカなど
- レタス:ロメインレタスはまだよいが、栄養は少なめ。レタスばかりにしない
乾燥地帯のリクガメは、もともと果物をほとんど食べない生活をしています。糖分をとりすぎると、成長が早くなりすぎたり、甲羅の形に影響したりすることがあります。
ただ、私は冬に食欲が落ちたときは、糖分の多い果物を少しあげて、食べるきっかけを作っています。毎日の主食にはせず、「ここぞ」というときに少しだけ使うのがおすすめです。
あげてはいけないもの
- 犬や猫のフード(タンパク質が多すぎる)
- 乳製品
- 人間用に味つけ・加工した食べもの
- アイスバーグレタス(いわゆるふつうのレタス。栄養がほとんどない)
タンパク質や糖分が多すぎると、成長が早くなりすぎたり、甲羅がでこぼこになったりする原因になります。
カルシウムのおぎない方
リクガメの甲羅と骨には、カルシウムが欠かせません。カルシウムが足りないと、骨や甲羅が弱くなる病気(代謝性骨疾患)になることがあります。
野菜を中心にあげている場合は、餌にカルシウムのパウダーをうすくふりかけてあげましょう。人工フードにはカルシウムが入っているものが多いので、人工フード中心ならそこまで気にしなくても大丈夫です。
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カメ用のカルシウムブロックを、ケージに入れておく方法もあります。かじりたいときに自分でかじれます。
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また、カルシウムを体の中で使うには、紫外線(UVB)が必要です。餌でカルシウムをとっていても、紫外線ライトがないとうまく使えません。ライトの選び方は、こちらの記事でまとめています。
リクガメの飼育環境を徹底解説!屋内・屋外の違いや温度・湿度管理のポイント
人工フードの使い方と選び方
人工フードは、栄養のバランスがとれていて、野菜が手に入りにくいときにも便利です。私は基本的に、野菜と人工フードを半々くらいであげています。
ただし、人工フードだけにするのではなく、野菜や野草をメインにして、人工フードはおぎなう役と考えるのがおすすめです。
人工フードを選ぶポイント
- 繊維が多い
- タンパク質が少なめ
- 着色料などの余計なものが入っていない
- 原材料がはっきり書いてある
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うちで使っているのは、EXO TERRA(エキゾテラ)GEXの「リクガメの栄養バランスフード」です。お皿の上に適当な量を出して、少し水をかけてふやかしてからあげています。
1日にあげる量と回数の目安
- 子ども(ベビー〜ヤング):成長期なので毎日あげる
- 大人:食べる量は子どもより少なくなるが、毎日食べられるようにしておく
- 1回の量:甲羅と同じくらいの大きさが目安
食べ残しがたくさん出るときは量を減らし、すぐに食べきってしまうときは少し増やすなど、様子を見て調整しましょう。体重と甲羅の大きさを定期的に記録しておくと、成長が早すぎないか、遅すぎないかがわかります。
うちでは、毎日朝は人工フードだけ、夜に野菜をあげています。朝と夜で分けると、人工フードと野菜を半々くらいにしやすく、続けやすいです。
餌入れは、浅くてひっくり返しにくいものが使いやすいです。
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季節ごとの注意点
冬は、リクガメの食欲が落ちやすい季節です。食欲がないときは、まず温度が下がりすぎていないかを確認しましょう。冬の温度の目安と保温のコツは、こちらの記事でくわしく書いています。
ロシアリクガメの冬の飼い方|冬眠させる?させない?温度の目安と保温のコツ
餌代や飼育費用の目安は、こちらの記事でまとめています。
リクガメの飼育費用を徹底解説!【生体代金・初期費用・設備・ランニングコストまで】
まとめ
- リクガメの主食は、葉物野菜や野草など繊維の多い緑の葉っぱ
- 果物や糖分の多い野菜は少しだけ。犬猫のフードや乳製品はあげない
- 野菜中心なら、カルシウムのパウダーでおぎなう。紫外線ライトも必要
- 人工フードは便利だが、野菜をメインにしておぎなう役に
- 量は甲羅と同じくらいを目安に、体重と甲羅の成長を見ながら調整する
これからリクガメを飼う人は、飼い方の全体をまとめたこちらの記事もあわせてどうぞ。
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