「マレーシアに行くけど、スマホのネットはどうすればいいの?」
「SIMとeSIM、どっちがいいの?」
マレーシアで使うスマホのネット環境は、旅行で行くのか、移住して長く住むのかで、選ぶべきものが変わります。
この記事では、マレーシアに1年住んでいた私が、旅行者と移住者それぞれにおすすめのSIM・eSIMの選び方、空港での買い方、日本の電話番号をどうするかまでまとめます。料金などの情報は2026年の最新情報で書いています。
この記事でわかること
- マレーシアの主な携帯会社と、それぞれの特徴
- 旅行者・移住者それぞれにおすすめのネットのつなぎ方
- 空港(KLIA)でSIMを買う方法と、必要なもの
- 日本の電話番号を残すときの注意点
結論:旅行なら「海外eSIM」、移住なら「現地のSIM」
先に結論をお伝えします。
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 数日〜2週間の旅行 | 海外eSIM | 日本で買って、着いたらすぐ使える。パスポートの登録も不要 |
| 1か月前後の滞在 | 現地のプリペイドSIM(または現地会社のeSIM) | 大容量・使い放題のプランが安い |
| 移住・長期滞在 | 現地のSIM(プリペイドか月額契約) | 現地の電話番号が必要になる場面が多い |
短い旅行なら、日本で準備できる海外eSIMがいちばんラクです。一方、移住する人は、銀行口座や配車アプリ、部屋の契約などで現地の電話番号が必要になるので、現地のSIMを持ちましょう。
マレーシアの主な携帯会社
マレーシアでよく使われている携帯会社は、次のとおりです。
| 会社 | 特徴 |
|---|---|
| CelcomDigi(セルコムディジ) | 利用者が多い大手。地方やボルネオ島でもつながりやすいといわれる |
| Maxis(マキシス)/Hotlink(ホットリンク) | 大手。都市部で安定。Hotlinkはプリペイドのブランド |
| U Mobile(ユーモバイル) | 料金が安いプランが多い。地方では弱いことも |
| Tune Talk(チューントーク)など | 大手の回線を借りている会社。安いプランがある |
クアラルンプールなどの都市部なら、どの会社でも大きな不便はないと思います。地方やボルネオ島(コタキナバルなど)にも行くなら、つながりやすい大手を選ぶと安心です。
私がマレーシアに住んでいたときは、Hotlink(ホットリンク)を使っていました。料金が安く、プリペイド式なのでコンビニで簡単にチャージ(トップアップ)できるのが気に入っていました。
旅行者向け:海外eSIMがいちばんラク
eSIMは、カードを差し替えずに、スマホにデータを読み込むだけで使えるSIMです。海外eSIMのサービスなら、日本にいるうちにネットで買って設定しておけるので、マレーシアに着いた瞬間からネットが使えます。
海外eSIMのメリット
- 空港のSIMショップに並ばなくていい
- パスポートの登録などの手続きがいらない
- 日本のSIMを入れたままなので、日本の番号のSMSも受け取れる
注意点
- スマホがeSIMに対応しているか、SIMロックがかかっていないかを、出発前に必ず確認する
- データ通信専用のプランが多く、現地の電話番号はもらえないことが多い
- 長く使うと、現地のSIMより割高になることがある
旅行や出張で数日〜2週間ほど行くなら、海外eSIMを出発前に用意しておくのがおすすめです。
現地のSIMを空港(KLIA)で買う方法
1か月前後滞在する人や、移住する人は、現地の携帯会社のSIMを買いましょう。クアラルンプール国際空港(KLIA・KLIA2)には、大手の携帯会社のショップがあり、24時間営業のお店もあります。
必要なもの
- パスポート(原本):外国人がSIMを買うときは、パスポートでの登録が必要です
- 滞在先の住所(ホテルなど)を聞かれることがあります
- 支払い用の現金(リンギット)またはクレジットカード。お店によっては現金しか使えないこともあります
お店で写真や指紋の登録をすることもあり、数分〜10分ほどかかります。SIMを入れてもらったら、お店を出る前にネットにつながるか確認しましょう。
料金の目安
旅行者向けのプリペイドSIMは、30日間・大容量(または使い放題)のプランで、だいたい30〜60リンギット前後です(1リンギット=約39円で、約1,200〜2,300円)。7日間などの短いプランなら、さらに安いものもあります。
※プランの内容や料金は、会社や時期によってよく変わります。買うときに、お店や公式サイトで最新のプランを確認してください。
空港の場所や、着いてからの流れは、こちらの記事でまとめています。
クアラルンプール国際空港は広い 初めてでも迷わないように解説します
移住者向け:現地のSIMは必須
マレーシアに住むなら、現地の電話番号はほぼ必須です。たとえば、次のような場面で使います。
- 配車アプリ(Grab)やフードデリバリーの登録
- 現地の銀行口座の開設や、ネットバンキングの認証
- 部屋の契約や、オーナー・不動産屋さんとの連絡(WhatsAppなど)
- 会社や病院からの連絡
最初は空港などでプリペイドSIMを買い、生活に慣れてきたら、使い方に合ったプランに見直すのがおすすめです。月額契約(ポストペイド)のプランは、ビザや現地の銀行口座などが必要になることが多いので、契約するときにお店で確認してください。
私は移住したとき、クアラルンプールの繁華街ブキッビンタンにある、ロット10(Lot 10)の向かいにあるショッピングモール「スンガイ・ワン・プラザ(Sungei Wang Plaza)」の中でSIMを買いました。ショッピングモールには携帯会社のお店が入っていることが多いので、空港で買いそびれても街なかで買えます。
日本の電話番号はどうする?
移住する人が悩むのが、日本の電話番号を残すかどうかです。日本の銀行やクレジットカード、各種サービスは、ログインのときにSMS(ショートメッセージ)での認証が必要なことが多いので、番号を残しておくと安心です。
- 月額の安いプランや、基本料が0円に近いプランに切り替えて番号を残す
- 海外でSMSを受け取れるか(海外ローミングの設定)を、出発前に確認しておく
- デュアルSIM(SIMを2枚使える)のスマホなら、日本のSIMと現地のSIMを同時に使える
私は、日本の番号は残さずに解約して移住しました。マレーシアでは現地の電話番号があったので、住んでいる間はあまり困りませんでした。ただ、日本に帰ってきてから、手続きが少しめんどうなことになりました。帰国する予定がある人や、日本の銀行・カードを使い続ける人は、番号を残しておくほうが安心です。
出国前にやっておく手続きは、こちらの記事にまとめています。
マレーシア移住の出国前に必要な準備は? 10項目を元移住者が解説します
まとめ
- 数日〜2週間の旅行なら、日本で準備できる海外eSIMがラク
- 1か月前後の滞在や移住なら、現地の携帯会社のSIMが安くて便利
- 現地のSIMを買うときは、パスポートの原本が必要
- 移住するなら現地の番号はほぼ必須。日本の番号もSMS認証のために残しておくと安心
マレーシアでの仕事や生活の準備については、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
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