【実録】マレーシア移住で失敗する人 条件を6個説明します

マレーシア、クアラルンプール郊外のコンドミニアム内の様子

はじめましてぽとしぃです。
今回はマレーシア移住で失敗する人の特徴について実際に知り合いで日本へ帰った人の例を見ながら考察したいと思います。
イロイロと準備していざマレーシア移住したけど、結局日本にすぐ帰国する人は少なくありません。原因は様々ありますので、考えられるものを列挙したいと思います。
ここで確認していくつも当てはまる場合はもしかするとマレーシア移住に向かないかもしれません。
せっかく移住するからには楽しくマレーシアで暮らしていただきたいと思いますので、ぜひ事前にチェックしてみてください。

気候が合わない

マレーシアに移住してすぐは、南国の雰囲気が心地よくてうれしいとしか感じません。
しかし、長くマレーシアにいると気候に慣れる人も多いですが、一部の人は徐々に体調を崩し始めます。
おそらく夏バテに近い感覚になるんだと思います。
私はマレーシアに1年間滞在しており、その間はコールセンターで働いていました。
私が働いていた会社では定期的に日本人を募集して採用していたために後輩にあたる人が次々に入社してきました。
そこで感じたのは、マレーシアに移住してはじめの半年に体調を崩し始める人が結構多くいました。
原因は気候だけではなく、はじめての海外移住で羽目を外して遊んでしまって、その結果体調を崩す人もいます。
それもマレーシアの温暖な気候が気のゆるみを誘っているのかもしれません。
一つ言えることは、日ごろから体調に気を使っている人はあまり体調を崩していないようです。
ちなみにマレーシア移住すると、日本人はセキュリティ上の理由からコンドミニアムを借りますが、コンドミニアムにはジムやプールが付いていますので、適度な運動をすることで体調管理も出来ます。

食事が合わない

クアラルンプールにある屋台街のディムサム(シュウマイ)

マレーシアの食文化は、マレーシア人の構成に基づいています。
マレーシアにはマレーシア系マレーシア人、インド系マレーシア人、中国系マレーシア人の3つの人種が1/3ずつ暮らしています。
ですので、ご飯も中華、カレー、マレー料理が主になります。
料理の味は、結構おいしく、飲食店の価格帯も現地の人が食べる一食200円くらいの激安店から観光客向けの一食3,000円程する店まで幅広くあります。
また、マレーシアは外食文化なので、自炊する人は少なく、買って帰って食べるか外食するかの2択が大半です。
そういった生活を長く続けていると胃腸がだんだんと弱って、体調を崩す人が出てきます。
もちろん食べるものを選んで食べればそういった事態は避けられます。
もっと言えば、自炊すれば日本と同じ食生活もできるので十分回避する方法はあります。
しかし、人間は楽な方に流されやすいのでどうしても外食に頼ってしまいます。
しかも、外食が安くておいしいとなればなおのことです。
おそらくですが、食事によって体調を崩す原因は料理に使用しているアブラだと思います。

几帳面である

マレーシア人はすごく優しくて温厚な人たちばかりです。
しかし、裏を返すと時間にルーズでいい加減で仕事も遅いです。
例えばよくある話が、部屋の修理やwifiの工事などで業者と日程を予約したとします、しかし、待っても全然その時間に来ないことはよくあります。
私もこれを何度もやられてちょっとあきれてしまったことがあります。
また、小さい現地の人向けのデパートの店員は、接客中もスマホでゲームしています。
ですので、そういう民族であると割り切って接することが必要になります。

文化に馴染めない

マレーシア、ペナン島にあるモスク

マレーシアは以外かもしれませんが、イスラム教徒が最も多い宗教の国です。
先にお伝えしますが、イスラム教=危険ということは全くの誤解ですので頭に入れておいてください。
ただ、イスラム教徒は1日に5回お祈りをします。
お祈りの時間には、街の至る所にあるモスクからお祈りの声がスピーカーに乗って聞こえてきます。
また、イスラム教では豚肉を食べないですし、お酒も飲みませんので、飲食店も多くはそれに則っています。
町に出かけるとヒジャブという布を被っている女性を多く見かけます。
さらには、空港のラウンジ内にお祈り用の部屋があったり、ホテルの部屋の天井には「メッカ」の方角を示すシールが貼られています。
正直、私は全然気にならなかったので、問題ありませんでしたが、なんとなく馴染めないと感じる人もいるようです。
あと、ラマダーンと言われる断食も定期的に行われています。
イスラム教徒以外の人が強要されることはありませんので、その点は心配いりません。

やることが無くなる

マレーシア移住してすぐは、皆さんすべてが新しい事なので目移りしてしまうくらいやりたいことがあると思います。
しかし、長期滞在すると観光地も有名なところは一通り行って、コレといってやりたいことが無くなる人がいます。
私は根本的に冬が苦手で、ずっと温かい気候の国で暮らしたかったので、それだけで嬉しかったです。
一方で、「これなら日本で住んでも一緒じゃない」と感じる人もいます。
もちろん一人ひとり目的が違いますので、正解はありません。
むしろ飽きたら日本に帰ればいいとも思います。
しかし、せっかく移住すると決めてお金も時間も費やすなら、移住前にある程度目的を決めたり、どんな状況になったら帰国しようとか設定をしておくのもいいかもしれません。

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友達ができない

海外に行ってツライと感じることの1つに「友達が全然できない」ことが挙げられます。
語学留学でマレーシアに行くなら日本人の友人は作らない方がイイかもしれません。
しかし、語学が目的でない場合は、日本人や現地のマレーシア人に友達ができると格段に生活が楽しくなることは間違いないです。
マレーシアの場合は、インターネットで調べてみれば、すぐにマレーシア現住の日本人コミュニティーがいくつもみつかりますので、そういったものに参加するのも一つの手段です。
私の知り合いは全く英語が話せませんが、良く買い物にいくスーパーの店員と仲良くなって、たまに立ち話(英語ができないので、ほぼジェスチャーですが)をするほどでした。
私自身、良く持ち帰りでご飯を買っていた日本料理の店員の中華系マレーシア人は、買いに行くたびに少し雑談をしていましたし、良く行くスタバの店員は名前もいつもの注文も全て覚えてくれていました。
一つずつは小さいコミュニケーションですが、毎日行っていると少し友達になった感覚になります。
ちなみに、日本のマンガはマレーシアでも結構人気があるので、何度かマンガの話で盛り上がったこともあります。
(ワンピースとかワンパンマンでした)話のタネを探しているときはコチラから「日本のマンガ知ってる」と聞くとなかなか食いつきはイイです。

まとめとアドバイス

マレーシア移住で失敗する理由は大きく分けて体調とメンタルに分けられます。
体調に関しては実際に移住してみないとわからない部分もあります。
しかし、前半で解説した気候・食事・文化などはあらかじめマレーシア移住する前に下見に来ていれば、回避できる場合があります。
ですので、私のおススメはいきなり移住するのではなく、まずは少し長めに旅行で滞在してみるのがいいと思います。
少なくとも1週間は滞在しないとわからないです。
しかし、10日間でも滞在してみれば、マレーシアの街、人、文化その他いろいろな雰囲気を味わえるので、いきなり移住するよりもかなりイメージとの不一致を防ぐことができます。
一番避けてほしいのは、移住する前に一度もマレーシアに足を運ばないことです。
今はインターネットで情報を集めることは簡単に出来ます。
しかし、実際に自分の肌で感じるのとは全くの別物です。
情報だけを信じて頭でっかちになると「こんなはずじゃなかったのに」となる可能性が高くなります。
インターネットで集めた情報は発信者の意見なので、あなたが感じたことではないことを頭に入れておいてください。

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