あなたは1人で?それとも家族と?マレーシア移住する際の適切なビザを家族構成別に解説します

はじめましてぽとすぃです。
最近、マレーシアに移住する日本人がすごく多くてよく話題に上がっていますよね。
日本よりも物価が低く、気候も温暖なので豊かに暮らせると言われています。
私も1年間だけですが、マレーシアで仕事をしながら住んでいたことがあり、すごく充実していました。
しかし、実際にマレーシアに移住を考えたとき、1人の場合、夫婦の場合、子供がいる場合、カップルの場合イロイロなパターンがあると思います。
そこで、この記事では、移住する際の家族構成別にどんなビザがあるのかを中心に説明します。

マレーシア、ペナン島の海

1人で移住する場合

1人で移住する場合、とにかくビザさえきれることが無ければ何でもいいと思います。
考えられるものとして以下の4つがあります。

観光ビザ

マレーシアは特にビザの申請をせずに入国が可能です。
その場合、パスポートの残存日数が6か月以上必要ですが、90日間の観光目的の滞在が認められます。
このビザがきれないように90日に一度、マレーシアからどこでもいいので出国すればOKです。
このビザの場合、マレーシアで働くことが出来ませんのでその点に注意が必要です。

就労ビザ

いくつか種類がありますが、ざっくり一番一般的なものを紹介するとEmployment Passです。
給与や役職によって滞在できる期間はまちまちですが、2年更新となっていて出入国が自由なので利便性は高いです。

学生ビザ

3か月未満の場合は特にビザの申請をせずに観光ビザで問題ありません。
しかし、3か月を超える滞在が予定されている場合は取得が必要。
滞在期間は1年間で、申請すればさらに1年間の延長を行うことが出来ます。
通算で2年間まではマレーシアに滞在できます。
週に20時間以内であれば就労も可能です。

MM2H

最長10年間の滞在が可能なビザです。
滞在期間は何度でも他の国と行き来することができるます。
また、延長の申請も行えるので実質的な永住権のようなビザです。
しかし、このビザには申請条件が定められており、クリアしないと許可がおりません。
詳しくは以下の記事にまとめていますので、気になった方はあわせて読んでください。

マレーシアのビザについて

マレーシア、セランゴール州のコンドミニアム

夫婦の場合

1人の場合で挙げたビザをそれぞれ取得すれば、もちろん問題ありませんがあまりに効率が悪いので、夫婦のどちらかが取得すれば配偶者も一緒に滞在できるビザにしましょう。
また、年金のみで移住を考えている方は以下の記事に詳しく書いているので読んでみて下さいね。

年金でマレーシア移住する際のビザについて

就労ビザ

夫婦のどちらかがマレーシアで働いてEmployment Passを取得していれば、配偶者も後から申請することで働いている方と同じ日数滞在できるDependent Passが発行されます。

MM2H

こちらもビザも夫婦のどちらかが取得すれば、その家族も同じ内容でマレーシアに滞在することが出来ます。

マレーシア、セランゴール州のコンドミニアムのプール

子供がいる場合

夫婦の場合と全く条件は同じで、配偶者にビザの効力が及ぶ場合は子供も家族ビザが発給されるので心配いりません。
種類としては夫婦と同様に①就労ビザ➁MM2Hを夫婦のどちらかが取得していれば家族全員がマレーシアに滞在できます。

マレーシアでの子供の学校について

日本人の子供がマレーシアに移住する場合は、インターナショナルスクールに入ることが多いようです。
マレーシアでは、インターナショナルスクールが数多く存在しており、首都クアラルンプール近郊だけでも30校以上あります。
また、カリキュラムは大きく3つが主流になっており以下に少しだけ説明をします。

英国式カリキュラム

1 プライマリー(6年間)
2 セカンダリー(5年間)
3 Aレベルコース(1.5年間)またはファンデーションコース(1年)

プライマリーは日本の小学校、セカンダリーが中高に相当しますので5年間と日本より1年短くなります。
その後、トップ大学を目指す成績優秀者は、Aレベルと言われる1.5年間の特進コースへ進みます。

国際バカロレア

1 PYP-Primary Years Programme(初等教育プログラム、6年間)
2 MYP-Middle Years Programme(中等教育プログラム、5年間)
3 DP-Diploma Programme(ディプロマ資格プログラム、2年間)

マレーシアではまだ少数派ですが、世界的な評価の高まりを背景に増加傾向にあります。
小学校からIBを採用する「IB一貫」の学校や、基本は米国式や英国式でありながら、最終2年のIBディプロマのコースのみ提供する学校もあります。

米国式カリキュラム

1 Elementary School(小学部、6年間or5年間)
2 Middle School(中等部、3年間or4年間)
3 High School(高等部、3年間)

なお、米国式とは言え、高等部の最終2年でIBディプロマを提供する学校もあります。
米国カリキュラムを採用している学校は意外に少なく、クアラルンプール圏では数校のみとなっています。

マレーシア、ボルネオ島の離島

カップルの場合

残念ながらカップでマレーシアに移住する場合は、それぞれでビザを取得する必要があります。
マレーシアでは、ビザ取得者の配偶者や家族であれば滞在可能なビザを取得できますが、カップルだと戸籍上は何も関係がないことになりますので、それぞれでビザの取得が必須です。
ですので、1.1人の場合とおなじ条件になりますので、詳細は1人の場合を参照してください。
一応、以下にマレーシアに移住する際に考えられるビザを記載しておきます。
・観光ビザ
・就労ビザ
・学生ビザ
・MM2H

まとめ

マレーシア移住の際に家族構成の違いによって、取得すべきビザが異なることについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。
1人で移住するなら正直、どのビザでも問題ない気がしますが、家族がいるとなかなかそうもいきません。
夫婦での移住や家族の場合は、MM2Hが一番理想ではありますが、取得にイロイロなハ-ドルがあります。
一番簡単で現実的なビザは夫婦のどちらかが就労ビザを取得すことになると思います。
子供が小さいならインターナショナルスクールに入れて、将来グローバル化に対応できる人間育てられるのでその点はメリットであると思います。
ただ、マレーシアでは子供の誘拐事件も発生しているようですので、送り迎えは気を付けて頂きたいと思います。
ぜひマレーシア移住して楽しい生活を送ってくださいね。

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