クレカの海外旅行保険ってどうなの? 元マレーシア長期滞在者が種類やおすすめを解説します

はじめましてぽとすぃです。
近年では長期休みに海外旅行へ行く方が増えていますよね。
そこで頭を悩ませられるのが「保険」ですよね。ツアーなどを予約すると含まれているので考える必要はありませんが、自分たちで航空券とホテルを予約していく場合には保険をどうするのか難しいです。
皆さんあまり注目していないかもしれませんが、最近のクレジットカードには海外旅行保険がサービスの一つして付いているものがあり、内容もしっかりしていてバカにできません。
私も海外旅行には良く行きますし、マレーシアには1年間滞在しており、そのときもクレジットカードの海外旅行保険を意識していました。
そこで、今回はクレジットカードについている海外旅行保険について解説し、おすすめも紹介したいと思います。

クレジットカード付帯の海外旅行保険とは

海外旅行に行くときの保険は旅行会社で加入する場合やツアーで行く場合には、あらかじめ保険もパックの料金の中に入っていますよね。
あまり意識されていない方が多いですが、クレジットカードにも海外旅行保険が付いているものがあります。
海外旅行で買ったものだけでなく、ケガや病気、事故や盗難など様々な項目に対応しているものもあります。
一つ気を付けたい点が、自分が持っているクレジットカードは海外旅行保険が付いているから安心だと思っていても、条件によっては適応外に場合になる可能性があります。
以下に最も重要なクレジットカード付帯海外旅行保険の条件を挙げますので、よく理解してください。

自動付帯

カードを発行し所持しているだけで、自動的に海外旅行保険が付帯されている状態になります。

利用付帯

旅行に関する公共交通機関の代金や旅行代金をクレジットカード払いで支払うことが条件となります。

クレジットカード付帯の海外旅行保険のメリット

クレジットカード付帯の海外旅行保険には、以下に挙げる2点が大きなメリットです。

面倒な手続きが不要

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、海外旅行に行く際に毎回加入する手続きがと保険料が不要です。
クレジットカードを保有していることで発生するサービスになりますので、クレジットカードが有効であり、海外旅行保険の条件を満たしていれば問題なく適応されます。
また、補償対象の項目についてですが、「死亡・後遺障害」は複数のクレジットカードを保有していると最高額が適用されますが、それ以外の治療・救助費用などは保証金額を合算できることも魅力です。

家族カードでも補償

補償対象についてですが、クレジットカードの本会員の方だけでなく、家族カードを保有している場合、家族カードでも本会員とほぼ同様の補償内容が適応されます。
さらに、家族特約が付いているクレジットカード付帯の海外旅行保険は、家族カードが発行できない年齢の子供も保証されます。

クレジットカード付帯の海外旅行保険の分類

会員費

クレジットカードによって、会員費が発生するものと永年的に会員費が無料のものがあります。
会員費も少額のものから、かなり高額のものまであります。
また、会員費が高額のクレジットカードの方が付帯する海外旅行保険も充実した内容であると思われがちですが、かなりマチマチですので用途によってどのクレジットカードを作るか考える必要があります。

付帯条件

こちらは先ほど説明した、自動付帯か利用付帯かになります。
自動付帯が便利でイイと思われがちですが、複数枚のクレジットカードを持つ場合には1枚は利用付帯のものを選択することをおすすめします。
その理由は、万が一長期で海外に行く用事が出来たときに大抵のクレジットカード付帯の海外旅行保険は90日が最大ですが、利用付帯の場合は条件が利用してから90日となっていますので、保険の適応機関を延ばすことが出来るからです。
利用付帯のクレジットカードを海外に行ってから現地で他のクレジットカード付帯の海外旅行保険が切れる頃にホテルの支払いや公共交通機関の支払いをすることでその日か90日は保険の対象期間になります。
ですので、使い方次第で利用付帯の海外旅行保険も検討する価値はあります。

分類別おすすめクレジットカード付帯の海外旅行保険

会員費無料

エポスカード

ポイント還元率:0.5~1.0%、発行可能ブランド:Visa、家族カード:発行不可、適応条件:自動付帯

公式サイトより引用

障害死亡は少し少額ではあるが、利用可能性の高い疾病治療が270万円と手厚いのが嬉しい。

REX CARD

ポイント還元率:1.25%、発行可能ブランド:Visa, Mastercard、家族カード:発行可能、適応条件:自動付帯

公式サイトより引用

会員費が無料なのに全体的に手厚く保証してくれる。

リクルートカード

ポイント還元率:1.2~4.2%、発行可能ブランド:Visa, Mastercard、家族カード:発行可能、適応条件:利用付帯

公式サイトより引用

障害死亡は高い補償額になっているが、利用頻度の高い障害疾病の治療が100万円と低い。
また、利用付帯となっていることから海外旅行保険としては予備やサポートとして考える方が〇。

イオンカードゴールド

ポイント還元率:0.5~1.0%、発行可能ブランド:Visa, Mastercard, JCB、家族カード:発行可能、適応条件:利用付帯、対象期間:30日

公式サイトより引用

このカードは会員費が無料ですが、直近に年間100万円以上利用している必要があります。
また、海外旅行保険の内容も充実していますが、他の対象期間が90日に対してこのカードは30日になっています。
1か月以上の海外滞在をせず、通常の海外旅行のみならかなり手厚いのでおすすめです。
また、国内のイオンラウンジの利用もできます。

楽天カード

ポイント還元率:1.0~3.0%、発行可能ブランド:Visa, Mastercard, JCB, AMEX、家族カード:発行可能、適応条件:利用付帯(条件アリ)

公式サイトより引用

補償は総合的に高く安心できる。
また、国内空港でラウンジが利用できたり、海外ならハワイに楽天会員専用のラウンジがある。
さらに、海外キャッシング機能を使えば海外でATMから現地通貨が引き出せるので、会員費が無料のクレジットカードをどれか1つ選ぶならこのカード。
ただし、利用付帯となっており、出国前に公共交通機関かホテルの代金支払いを行っている必要があるので要注意。

会員費有料

dカードゴールド

年会費:11,000円、ポイント還元率:1.0~10.0%、発行可能ブランド:Visa, Mastercard、家族カード:発行可能(無料)、適応条件:自動付帯

公式サイトより引用

補償金額が最大1億円と会員費が無料の場合とは大きく異なります。
また、家族カードを保有していることで、本会員と全く同じ保証を受けられますし、持っていない家族まで一部保証されます。
もちろん、国内外の主要空港ラウンジも利用できます。
今ならかわいいドコモのぽインコデザインで発行もできます。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

年会費:31,900円、ポイント還元率:1.0%、発行可能ブランド: AMEX、家族カード:発行可能(年会費13.200円)、適応条件:利用付帯(条件アリ)

公式サイトより引用

自動で付帯する内容もありますが、利用付帯の保証が圧倒的に有利です。
国内外の主要空港のラウンジ利用はもちろん、プライオリティパスが家族会員まで無料で発行できるのですごくお得です。
海外旅行に良く行く方ならおすすめです。マイルへの交換も〇。

楽天プレミアムカード

年会費:11,000円、ポイント還元率:1.0~5.0%、発行可能ブランド: Visa, Mastercard, JCB、家族カード:発行可能(年会費550円)、適応条件:利用付帯(条件アリ)

公式サイトより引用

基本的には自動付帯されていますが、日本出国前に利用することで補償額が増額されるようになっています。

三井住友カード

年会費:1,375円、ポイント還元率:0.5~2.0%、発行可能ブランド: Visa, Mastercard、家族カード:発行可能(無料)、適応条件:利用付帯

公式サイトより引用

利用付帯になっており、なおかつ金額的にも会員費無料ののものと変わらない内容。
こちらのクレジットカードを作るなら以下のゴールドにするか、会員費のかからないものを検討する方が〇。

三井住友カードゴールド

会費:11,000円、ポイント還元率:0.5~2.0%、発行可能ブランド: Visa, Mastercard、家族カード:発行可能(無料)、適応条件:利用付帯(条件アリ)

左の表が本会員の補償内容で右の表が本会員の家族特約になります。
右票の家族特約は家族カードを持っていなくても対象になるのでかなりしっかりとした補償内容です。
ただし、発行には30歳以上であることや継続して安定した収入がないといけないため少しハードルは高い。
また、一部は自動付帯になっているが、利用付帯分の補償額が大きいので利用付帯で活用するように計画的に使った方がイイです。

まとめ

クレジットカード付帯の海外旅行保険についていろいろと解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
これなら絶対にお得とゆうものは無く、使い方によってクレジットカードの価値がかなり左右されてしまいます。
ですので、一番イイ方法は数種類のクレジットカードを作って、適材適所で使用するのがおすすめです。
また、説明し忘れましたが、海外ではJCBが使えない国がまだまだありますので、注意してください。
自分が良く行く国ではどのクレジットカードがよく使われているかも調べてから作るのもイイですね。

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