マレーシア移住すると生活費はどのくらいかかる? 9個の項目別に紹介します

以前住んでいたコンドミニアムのプール

はじめましてぽとしぃです。
コロナもかなり感染者が減って来たので、いつから海外へ行けるのか少し希望が見えてきたので嬉しく感じています。
私はマレーシアに1年間住んだ経験がありますが、テレビなどで紹介されているほど物価が安くないと感じた部分と逆に紹介されてないけどかなりお得に感じたところがありました。
そこでこの記事では、実際にマレーシアで住んでいた時の生活費をいくつかの項目に分けてご紹介したいと思います。
この記事を読めばマレーシアでの暮らしにどれくらいの生活費がかかるのかイメージがわくようになりますよ。

マレーシアでのコンドミニアムの家賃

マレーシア移住するには、マレーシアでコンドミニアムを借りる場合がほとんどです。
マレーシアのコンドミニアムについてまとめた記事にも書きましたが、セキュリティ上の理由で日本人がマレーシアで住むにはコンドミニアムが一番適しています。
また、住む地域によっても家賃がかなり上下します。
クアラルンプール市街地で住みたいと考えると日本と変わらないくらいの金額になってきます。
しかし、少し郊外で暮らせば家賃はグッと安くなります。
私は大人2人で暮らしており、引っ越しをしたので2か所のコンドミニアムを使った経験があります。
以下の表を参考に見て頂きたいのですが、一部屋は1Kなので一人暮らし向きのお部屋で、もう一つの2LKは二人で余裕をもって暮らせる部屋です。
また、これはクアラルンプール市街地から車で40分くらいの郊外での家賃です。
イメージとしては、クアラルンプール郊外なら1人暮らしなら3万円~/月、2人暮らしなら5万円~/月くらいで部屋が見つかると思います。

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マレーシアでの食費

マレーシアのあんかけチャーハン300円

食費に関してはかなり上下が出てくると思います。
自炊する人しない人などによっても大きく変わってきますよね。
ただし、有難いことにマレーシアは外食文化で現地の人もあまり自炊しない人が多くて買って帰って食べるか、外食の場合がほとんどです。
ザックリとイメージできるようにいくつかの例を挙げたいと思います。
例えば、マレーシアで有名なご飯と言えばナシゴレン(焼き飯みたいなものです)ですが、現地の人が食べるような半分屋台のようなお店で食べれば、飲み物付きで300円以下で食べられます。
また、スーパーやコンビニで良く売っている菓子パンは30円ほどで売っていますので、朝に2個食べて飲み物を飲んでも100円にもならないですね。
一方で、大きなショッピングモールに入っているような飲食店でご飯を食べると大体ですが2人で2,500~3,000円くらいかかりますので、日本と同じくらいです。
ひと月当たりの食費を単純計算すると朝ごはん100円×30日=3,000円、昼ご飯300円×30日=9,000円、晩御飯500円×30日=15,000円となり1人合計27,000円ほどになります。
これは完全に外食した場合なのでもっと抑えることは出来ます。
マレーシアの生活についてまとめた記事もありますので参考までに読んで頂ければ幸いです。

マレーシア移住生活の実態とは? 1年暮らした経験談をお伝えします

マレーシアでの交通費

マレーシアのタクシー

マレーシアはタクシー代がものすごく安いことが生活のメリットです。
また、アクセスのいいところに住んでいれば、電車も使えますので、電車はさらに格安です。
タクシー代は、1時間走って2,500円くらいなので、休日に少し遠出をしても全然払える範囲です。
私は通勤が会社まで歩いて行ける距離でしたので、通勤費は掛かりませんでした。
ただ、毎週お休みにタクシーで遊びに出かけても2万円はかからないくらいでした。

マレーシアでの携帯通信費

マレーシアでは、他の諸外国と同じで電気屋でスマホ本体を購入して、SIMだけを携帯キャリアに行って購入して、通信費のプランを払います。
私はマレーシアで最大手のMaxisを利用していましたが、月のプランで最低金額が1,000円で6 GBのネット通信ができてSNSは使い放題でした。
このプランは電話料金が別になるのでプリペイド式でいくらか入金しておくとその金額内で電話ができるようになっています。
また、月1,700円くらいのプランにすると、8 GBのネット通信ができてSNSと国内通話が使い放題でした日本では考えられ無いくらい格安ですよね。
使用していて急に通信のギガ数が足りなくなったらコンビニで支払って追加することも出来たので非常に便利でした。
マレーシアでの携帯電話の使い方について詳しく解説した記事もありますので興味がある人は読んでみてくださいね。

マレーシアで携帯を使う方法! 観光でも移住でも格安SIMでOK 携帯キャリアも比較します

マレーシアでのインターネット通信費

スマホが便利になったと言っても、やっぱり家ではパソコンでネットを使いたいですよね。
その場合、スマホからのテザリングという選択肢もありますが、接続が悪かったりすぐに上限の通信量を使い切ってしまって逆に高くなってしまいます。
それなら、インターネット回線を契約した方が良いですよね。
マレーシアにも4社ほど大きなインターネット回線の会社がありますが、住んでいるコンドミニアムによっては使用できる会社が決まっている場合が多いです。
ザックリと金額をご紹介すると、通信量が無制限にしたい場合はだいたい2,600円/月くらいの料金になります。
さらに、通信速度も速い方がいい人は3,600円/月くらいの感覚です。
通常の場合の通信速度が30 Mbpsで高速になると100 Mbps以上になります。
こちらもマレーシアでのインターネット回線についてまとめた記事がありますので、興味がある人はどうぞ。

マレーシアでインターネット回線を契約するならココ! 元長期滞在者が契約方法からおすすめの会社まで解説

マレーシアでの電気代

残念ながらマレーシアは年間の最低気温が20℃、最高気温が32℃くらいになりますので、1年中エアコンは必要になります。
ただし、朝方はすこしひんやりとする日もありますので、昼間はエアコン、夜は寝るときにタイマーにするなど工夫が必要です。
また、私は扇風機が好きな人なので、マレーシアでも扇風機を購入してずっと使っていました。節約などを気にせずにエアコンをずっと使っていると月の電気代が1万円前後くらいになります。
あと、マレーシアで気を付ける点としては、洗濯機に乾燥機能が付いているものもあるのですが、この乾燥機能がかなり電気代を上げます。
はじめは便利なので洗濯をするたびに毎回乾燥をしていたら電気代が1万5千円を超えてきたので要注意です。

マレーシアでの水道代

マレーシアの水道代は住んでいるコンドミニアムごとに違ってきます。
しかし、ものすごく安いので気にする必要はありません。
ちなみに水道代はコンドミニアムの事務所に支払います。
私は毎日洗濯をして、シャワーも最低2回以上は浴びても月に500円くらいのことが多かったので、ジャンジャン水は使ってOKです。
ただし、マレーシアは水道水が煮沸しても飲めませんので、必ず料理や飲み水はミネラルウォーターを購入してください。
ミネラルウォーターはすごく安くて2Lで30円以下などで購入できますので安心してください。
持ち運びが非常に重くて大変ですが。

マレーシアのカフェ代

マレーシアのスタバ

マレーシアにはスターバックスがあちこちにあります。
日本よりも多いんじゃないかと思うくらいたくさんありますので、少し休憩したい時には便利です。
マレーシアのスターバックスの商品価格ですが、残念ながら日本と全然変わりません。
マレーシアは物価が安いと言われていますが、輸入しているものは基本的にどの国でもそんなに大差ありません。
レシートなどが残っていないためハッキリした価格が分かりませんが、お店の写真からグランデサイズのコーヒー類が500円以上くらいなので、日本と比べれば少しは安いかもしれません。
あと、マレーシアではタピオカ入りのドリンクを飲めるお店がすごく多いのですが、価格が安いんです。
200~300円で飲めるので日本と比べればかなり安いですよね。メニューも豊富で王道のミルクティーにタピオカが入っているものから、コーヒー、炭酸などイロイロと選べて迷います。
安いので外出するたびに買っても大丈夫ですが、太りそうなのが心配です。

マレーシアのホテル代

私がマレーシアで一番割安に感じたのが、このホテル代です。
例えばですが、クアラルンプール市街地にある5つ星ホテルの100m2くらいのスイートルームが1泊2万円代から泊まれます。
もちろん、込んでいる日はもっと値段が上がりますが、普通の土日などでも3万円前後くらいでは宿泊できるので驚きです。
ちなみに、このクラスのホテルだと日本なら大体1泊10万円くらいは掛かります。
日本ではものすごく安い日なら5万円くらいで泊まれたりもしますが込んでいる日だと15万円くらいすることも珍しくありません。
ですので、私は2019年の正月はクアラルンプールのシャングリラホテルに泊まっていましたが、日本人の観光客の人がかなり多く宿泊していました。
マレーシアに旅行で訪れたり、長期滞在するときはぜひ普段は泊まれない少し贅沢なホテルに宿泊することをおススメします。
クアラルンプールのおススメホテルをまとめた記事もありますので、ご参考までにどうぞ。

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まとめ マレーシア移住の生活費シュミレーション

上記で説明してきた金額を合計しただけですが、1人暮らし、2人暮らしの生活のイメージがなんとなく沸くと思います。
また、この金額はそんなに節約していない金額ですのでもっと出費を抑えることも可能です。

ちなみに、テレビなどで見かけるマレーシア移住して、働くパターンの場合は、就労ビザが発行されます。
この就労ビザが発行されるための最低賃金が決まっており、たぶん5,000 RM/月だったと思います。RMはマレーシアの通貨でリンギットと読み、大体1 RM=27円くらいです。
この計算から最低賃金なら135,000円になりますので手取り金額は11万円くらいでしょうか。
これは最低賃金ですので、普通はもう少し給料がイイ場合が多いのです。
ですので、少しは貯金したり、遊びに出かけても全然生活できるのが分かると思います。
また、リタイアして年金で暮らす場合でも無理なく暮らすことが出来ると思います。
しかも、マレーシアの銀行の金利はバブルの日本並みの5%くらいなので、預けておくだけでお金は減らない状況が作れます。
マレーシアで働く場合と、金利については他の記事で別々に紹介していますのでぜひ読んでみてくださいね。

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