【実体験】マレーシア移住の魅力とは? 9項目紹介します

マレーシア、ボルネオ島の離島

はじめましてぽとしぃです。
私は2018-2019にマレーシアで住ながらコールセンターで働いていました。
このブログはそんな元マレーシア居住者である私が、マレーシア移住の魅力や移住の実体験に伴って必要になる情報を発信しています。
あなたがいつかマレーシアに移住したいあるいは興味があるならぜひ読んでみてくださいね。
この記事では、実際に1年間マレーシアに住んで感じた魅力について簡単に紹介していきます。

物価が安い

マレーシア移住のメリットとして良く挙げられている物価ですが、納得できる部分と案外そうでもない部分があります。いくつかの項目に分けて実態をご説明します。

コンドミニアムの家賃

マレーシア移住して、最もお得感を感じられる1つです。
セキュリティの観点から日本人がマレーシアで住む場合、住居はコンドミニアム一択です。
そんなコンドミニアムですが、スタジオタイプの1人暮らし用でクアラルンプール郊外なら3万円代/月から借りることができます。
しかし、少し便利な立地でキレイなところだと5-8万円代/月くらいになります。詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。

マレーシア移住するなら住居はコンドミニアムで決まり 物件の探し方、契約の流れを解説 実例公開

外食

マレーシアの外国人向け料理店のあんかけチャーハン10 RM(270円)

マレーシアは外食文化がすごく盛んな国で、自炊しない家庭も多いほどです。
ですので、ローカルの激安露店などでご飯を食べれば300円程度でしっかり食べられます。
一方、観光客やマレーシアに住む外国人向けのレストランなどは一食で1500-3000円ほどかかるため日本と変わらないかむしろ高いかもしれません。

ファッション

こちらもローカルのお店で買えば、かなり安く抑えることが出来ます。
さらに、街のあちこちにH&MやZARAなどのファストファッションブランドがありますし、少し大きいモールなら無印やユニクロもあるので安心です。
しかし、日本ブランドは日本で買うより少し割高になっています。
また、日本には上陸していなかったりほとんど店舗がないヨーロッパなどのおしゃれで手ごろな海外ブランド(Cotton on, Top shop, Pull and Bear, Victoria’s Secret, Bershka)も多数あり、ファッションで困ることはありません。
そのほかにもマレーシア移住の実態については以下の記事に書いていますので、気になる方はこちらも読んでみてくださいね。

マレーシア移住生活の実態とは? 1年暮らした経験談をお伝えします

食事が美味しい

マレーシアは中国系とインド系とマレーシア系のマレーシア人が1/3ずつ暮らしているため、文化も食事もすごく多様です。
そのせいもあって、食事が非常に美味しいです。
もちろん中華、カレー、マレーシア料理のお店はありますが、ほかにも小籠包が美味しくて有名な鼎泰豊やChili’s、日本料理は寿司やラーメンうどん屋まで進出しています。
しかもクオリティはどれも悪くないので、安心して食べることが出来ます。
ただし、マレーシア料理にはかなり独特な味や香りものがあり、日本人が苦手なものもありますのでこちらの記事を参考に試してみてくださいね。

気候が良い

マレーシア、ボルネオ島の離島

マレーシアに旅行したり長期滞在する人のほとんどは、温暖な気候やキレイな海や自然が目当てだと思います。
しかし、マレーシアの気候が日本と比べて優れているのはそれだけではありません。日本人が昔からずっと悩まされている地震が存在しません。
さらに、近年は日本で猛威をふるった台風も基本的にはマレーシアには上陸しません。
極めつけは、私もずっと悩まされてきた花粉が飛んでいないのです。
私個人的には、マレーシアの気候だけ取り上げてもメリットだらけなので、今すぐにでも移り住みたいと考えています。

治安がイイ

マレーシアは位置的には東南アジアに位置しています。
東南アジアの観光地と言えば、プーケットやバンコクなどのタイやバリが有名なインドネシア、語学留学などでも行くフィリピンのセブ島などが日本から良く行かれています。
それら東南アジア諸国と比較するとマレーシアは首都のクアラルンプールをはじめ、海がキレイなボルネオ島やランカウイ島などがありますが、圧倒的に治安が良いです。
私は実際にクアラルンプール郊外で1年間住んでいましたが、特に怖い経験を1度もすることなくマレーシア生活を終えることが出来ました。
しかし、ジッとしていたから怖い思いをしなかったわけでもなく、1年の間にマレーシア国内だけでもペナン島、ボルネオ島、マラッカに行きましたし、毎週のようにクアラルンプールに行って遊んでいました。
マレーシアに滞在していた1年の間に他の東南アジア諸国であるフィリピン、タイ、ベトナム、インドネシアに旅行で行きましたが、一番安全な国はマレーシアでした。

親日国である

実はマレーシアはかなりの親日国で、日本人であることに気付くと非常に親切にしてくれます。
私も英語はペラペラ話すことが出来ず、何とか相手が言いたいことがわかるくらいですが、日本の話題を話すと次々に質問されて、褒められたりします。
アニメやスポーツ選手、桜や雪の話題などを話す人が多いです。
また、そんなに多くはありませんが、日本に来たことがあるマレーシア人にも会いました。
仕事で来たり、観光出来た人の話を聞きましたが、また住みたいとかまた行きたいといった感想を聞くとうれしくなります。

多民族国家である

マレーシアには、中国系マレーシア人・インド系マレーシア人・マレーシア系マレーシア人の3つの人種が大体1/3ずつ住んでいます。
私がはじめてマレーシアのクアラルンプール国際空港に着いたときに受けた印象は「いろんな人種の人達がいるなぁ」でした。特にインド系マレーシア人の多さが予想外で驚いたのを覚えています。
我々日本人は島国で育っているため陸続きで容易に他の国から人が出入りする感覚や多様な人種が暮らしている環境に慣れていません。
しかし、マレーシアでは多様な人種が暮らしており、文化もそれぞれ違っていますがうまく融合させています。
例えば、イスラム教徒が多いため、1日に5回お祈り歌が聞こえてきたり、モスクが多く存在したり、ヒジャブを被った女性をよく見かけます。
お互いが違う文化で違う人種であることを認め合って暮らしているのは、日本人には非常にイイ経験になります。

ビザの選択肢がイロイロある

マレーシアはビザを取るのが簡単であるのも移住先として選ばれる理由の1つです。ザックリと4種類のビザがあります。観光ビザ・就労ビザ・学生ビザ・MM2H(長期滞在ビザ)の4種類です。

観光ビザ

観光ビザは何も申請などをしないでマレーシアに入国した際に発行されるビザで、日本人は通常90日間の滞在が認められます。
しかし、3か月ごとに出国が必要になりますので少しめんどくさいですが、一番簡単です。
それに出国はマレーシアから他の国に出ればいいので日本に帰って来なくても近くに東南アジアでもOKです。
タイやシンガポ-ルまでなら格安航空を使えば片道2,000円程度で時間も1時間以内で出入国出来るので便利です。

就労ビザ

就労ビザですが、要するに働きながら移住する場合に発行されるビザです。
日本の企業に勤めた状態で出張などで行く場合や、現地の企業で働く場合などがあります。
ボンビーガールで放送されていたマレーシア現地のコールセンターで働く場合は、現地の企業への就職になりますので、企業側がビザを取得してくれますので非常に楽です。
基本的には2年間滞在できますので、何度も出国しなくて済むのが魅力です。

学生ビザ

主に語学留学する際に発行されるビザで、1年間の滞在が認められます。
申請すれば、さらに追加で1年間延長することも出来るので実質2年間になります。
こちらも語学留学の場合だと学校側が申請は行ってくれますので、非常に楽に取得できます。
さらにメリットとしては20時間/週まで働くことも出来ます。

MM2H(長期滞在ビザ)

こちらがマレーシア移住する際には最もおすすめのビザでマレーシア・マイ・セカンド・ハウスの略で最長10年間の滞在が認められており、申請すればさらに延長できますので実質的な永住権のようなものとなっています。
ただし、こちらのビザはいくつかの条件をクリアしないと発行してもらえないため、取得はかなり大変です。
個人で申請することも出来ますが書類の量が膨大で英語が出来ないと全く対応できないため、代行業者を利用する場合が多いです。
こちらの代行費用もかなりの金額(だいたい15-20万円くらいだと思います)が必要になりますがとっておけば夢の海外生活が手に入ります。
さらにこのビザのメリットは、このビザを持ったままマレーシアに全然いなくても無効になることがありません。
他の国だと年間何日以上滞在が必要などと条件が決められている場合が多いですが、このMM2Hは条件が無いため日本でユックリしたくなれば帰国していても大丈夫ですし、他の国で長期滞在しても問題ありません。

公用語が英語

マレーシアの公用語は英語ですので、他の言語よりはかなり安心です。
現地の言葉でマレー語もありますが、ほとんどの人が英語を話せますので、こちらが英語で話せば応対してくれます。
ただし、かなりなまりが激しいため非常に聞き取りにくいと感じる人が多いです。
ですが、街中の表示も英語ですので読み書きが出来ればあまり困りません。

銀行の金利がとても高い

マレーシアの銀行預金の金利

マレーシアは近年、急速に経済が成長しており日本のちょうどバブル期のような状態にあります。
皆さんはバブルを経験したのかわかりませんが、日本ではバブルの時は銀行の預金金利(銀行に預けておくともらえる利息)が5%ほどありました。
現在マレーシアの経済がちょうどバブルで、日本のバブルと同じように普通預金で3%、長期や定期預金では5%ほどの金利が付くのでかなりお金が増えます。
ちなみに現在の日本の金利は0.002%程度なので100万円預けたとして1年で、日本では20円、マレーシアでは3-5万円のりそくが付きます。その差はなんと驚愕の1,500倍です。
これがリタイア後に年金でマレーシア移住できる要因だと思います。
資金があれば、マレーシアの銀行に預けるだけで生活費はまかなえますし、さらに年金が入れば遊んで暮らすことが出来ます。
最後に、これは銀行預金なので全くリスクがないことが一番のメリットですよね。
また、その他にもマレーシア税金が日本と比べてメチャクチャ安いです。
例えば、住民税や消費税は存在しません。
マレーシアの税金については別の記事まとめていますので、気になる人は併せて読んでくださいね。

マレーシアに移住すると税金はどうなる? 日本との差やお得なところを元長期滞在者が解説します

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