マレーシアでコールセンターとして働きたい方必見 1年働いた私が実態をすべてお伝えします

はじめましてぽとすぃです。

最近、テレビでも取り上げられているマレーシアで就職していい生活ができるって話題をたまに目にしますよね。

実は私もテレビでそういった話題を観て、海外で一度仕事がしてみたくていきなり日本を飛び出しました。

そこでマレーシアで就職する際の定番でもあるコ-ルセンターで実際に働いた私が、これからマレーシアで就職しようか考えている方向けにイロイロ解説しますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
私個人的には、とても楽しく充実した日々を過ごすことが出来たので、皆さんにもぜひ経験して頂きたいです。

マレーシアで就職するには英語を話せないとダメか?

まずマレーシアで就職する際の一番の疑問は、英語が話せないといけないか、求められる英語のレベルはどの程度かとゆうことだと思います。

ズバリ答えると英語は全く話せなくても問題ありません。

もちろん、どのような就職先を選ぶかにもよりますが、全く英語が話せなくてもマレーシアで就職することは可能です。

実際に、私がマレーシアでコ-ルセンターをしていた時の同僚では、ほぼ英語が話せない人が7割以上でほんの少し話せる人が2割、完璧に話せる人は1割以下でした。
英語が全く話せない人がマレーシアで就職する場合は、お客様が日本人であるコ-ルセンターでの仕事になる場合がほとんどです。
日本語しか話せないけどマレーシア移住をしたい方向けに、どんな仕事があるか書いた記事がありますので、気になる方はそちらもチェックしてくださいね。

日本語だけでマレーシア移住移住は可能か?どんな仕事があるか解説します

マレーシアの求人はどうやって探すか?

マレーシアのコ-ルセンター求人の探し方ですが、心配しなくてもググればいろいろと情報を簡単に探すことが可能です。

たとえば、カ〇メアジア転職やさ〇らリクルート社が有名な転職求人サイトですぐに求人は見つかると思います。

また、英語が少し話せる人は求人の幅がかなり広くなりますので、コ-ルセンターだけでなく現地でのセ-ルスや工場勤務、日本系の飲食店での仕事もあります。
マレーシアで働くときの仕事の探し方についてまとめた記事がありますので、よかったら参考にしてくださいね。
マレーシア移住するには仕事はどうする?現地で働く方法を5個紹介します

求められる人材と就職のしやすさ

マレーシアでのコ-ルセンター求人では日本語が話せることと現地で暮らせる人、あとは簡単なパソコン操作ができることが求められます

パソコンのスキルに関してはwordで文章が打てるくらいで問題ありません。

Excelの使用はほとんどないため関数などが全然できなくてもOKです。

ただ、コ-ルセンターで電話を受けたあとに調べ物をするソフトやツ-ルがいくつかあるため、そういったものの使用方法は覚える必要があります。

でも、研修で教えてもらえますし、同僚の人も一から学ぶので特に問題ないと思います。

現場で働いている年齢層もかなり広くて一番若い方は大学新卒、年配の方だと50代の方もいましたので年齢については特に選考基準はないと思います。

就職するまでの流れ

簡単に就職するまでの流れを以下に示します。

①転職サイトに登録し、気になる企業に応募
②履歴書、職務経歴書による書類審査
③電話or Skypeによる面接(2,3回)
④内定
⑤書類提出
⑥就労VISAの発行
⑦マレーシアに渡航、仕事開始
⑧部屋を借りる
⑨Enjoy Malaysia Life!
上記の流れが早ければ2か月くらいですべて完結するくらいのイメージです。

マレーシアではまだまだ日本人の仕事需要があるため、採用までの期間も短いことが多いようです。

また、⑦と⑧は入れ替わる場合もあって、まず仕事をしながら初めの2~4週間は会社負担で寮に入って、ボチボチ部屋探しをする場合と仕事が始まる前にマレーシアに行って部屋を契約する場合があります。

どちらにしても会社に不動産やが専属でいて、その不動産と一緒に部屋を探すので一人ですべて探すことは無いです。

とはいえ、事前にある程度マレーシアの部屋賃貸相場を知りたいでしょうからアプリなどで調べることをお勧めします。

ちなみに私はiProperty Malaysiaというマレーシアの現地の方が使う賃貸物件アプリでイロイロ調べていました。

VISAに関しては、不安があると思いますが、マレーシアでコ-ルセンターの就職をする場合、外資系のアウトソーシング会社に正社員として入社することになりますので、必要書類さえ提出すれば割とあっさり就労VISAが取れます。

コールセンターでの仕事内容

それでは実際に私がマレーシアのコ-ルセンターで働いた際の仕事内容をザックリお話しします。

①就業時間は8時間/1日でシフト制、一部の方は深夜勤務アリ
②給与は5500RM(手取り額です。日本円で大体13万7500円)
③研修期間は1か月(座学や演習を行います)
④日本人のお客様からの電話とメールの連絡を受けて、適切な解決策を提示
⑤同じ部署の規模は100人弱くらい(入社当時は30人くらいでした)
⑥会社自体は外資(インド人が社長)なので、人事などは日本人じゃない
某大手ネット通販のコ-ルセンターをしていました。

ほかの部署で日本人が働いていたのは某大手旅行会社、某大手格安航空会社などです。

私の部署は英語が全く話せない方でもOKでしたが、ほかの部署は日常会話の英語が求められていました。

マレーシアでの生活

英語は必要か?

マレーシアでの生活で気になるのは英語ですよね。

コ-ルセンターでの仕事では全く英語を話せる必要はありませんが、生活面ではほんの少し話せた方がイイと思います。

マレーシアでは英語とマレー語が一般的に話されていて、日本語が通じる場所は残念ながらほとんどありません。

五つ星ホテルには一応、日中は一人日本人スタッフがいるようですが、それ以外の場所では日本語は通じません。

ですので、海外旅行がイケるくらいの簡単な日常会話ができれば十分ですが、それくらいの英語力はあった方が無難であると思います。

でも、マレーシアでの同僚には全く英語が話せない人もかなりいたので、どうにかしてやるって気持ちがあれば結構大丈夫なのかもしれません。

治安

治安は東南アジアの中でもかなり良いです。

私はマレーシアの首都クアラルンプールの郊外であるセランゴ-ル州に住んでいましたが、ごくまれにひったくりが発生するくらいで大きな事件も発生したことは聞いたことがありません。

1年間住んで、同じ部署の人中で5人くらいひったくりにあったくらいですね。

噂ですが子供の誘拐が多いとゆう話は聞いたことがありますが…

マレーシア、ボルネオ島の屋台街

物価

物価は日本の1/3と言われていますが、実際はそこまで安くないと思います。

飲料水は1Lで30円以下で買えるので安いかもしれませんが、食材などは現地の方が買うようなものでは体調を崩してしますので、結局日本にいる時より少し安いかなっといった程度です。

また、マレーシアは飲食店の持ち帰りが充実しており、現地の方も自炊をせずにご飯を買って帰る習慣があります。

これはありがたい文化で、普通の飲食でも持ち帰りが出来ない店はありません。

次に賃貸の物件ですが、日本に比べると安いです。

私が住んでいたのは郊外ですが、ショッピングモール(と言ってもス-パ-と飲食店と電気屋とホ-ムセンタ-だけですが)に直結で2LDKシャワールーム、トイレ、洗面が2個づつ付いて、家具家電付きで10万円くらいでした。

共用施設にはプ-ル、ジムカラオケルーム、バ-べキュ-エリア、公園までありました。

日本で借りたら30万円くらいしそうな部屋だったので、おそらくマレーシア生活で一番のメリットではないでしょうか。
また、マレーシアへの移住や生活でかかる費用についてまとめた記事がありますので、マレーシア移住を考えている方はあわせて読んで頂けると参考になりますよ。

マレーシア移住の費用について

マレーシアで働くことのメリット・デメリット

メリット

海外に住む経験が出来る

我々日本人は、島国で育ったので多民族の環境に慣れていません。一方マレーシアは地続きでタイにも行けますし、インド系マレーシア人・中国系マレーシア人・マレー系マレーシア人が同じくらいの割合で暮らす多民族国家です。

また、イスラム教徒が一番多いので、至る所にモスクがあったり、お祈りの時間には放送が流れたりもします。

私も初めてマレーシアに着いたとき、多民族の人たちがいる環境に少し違和感がありました。

でも、すぐに慣れましたし今では、また住みたいなとも思います。

マレーシア人は親日ですので、日本から来たことを伝えると笑顔で日本の話をしてくれます。

英語の底上げができる

いくら仕事で英語を使用しないといっても、現地の方との日常会話は英語になるので買い物などは英語です。

日本いると、やはり英語しか使えない環境を作ることは難しいので、最低限の日常会話を身に着けたい方にはうってつけの場所なのではないでしょうか。

ただし、マレーシア人の英語はかなり訛りがあるのでその点は認識しておいた方がイイと思います。

東南アジアへのアクセスがイイ

マレーシアは東南アジアの中央に位置していますので、東南アジアならどこに行くにも近いんです。

私もマレーシアで働いている間にバリ(インドネシア)、プーケット(タイ)、ダナン(ベトナム)、ペナンとコタキナバル(マレーシアの離島)、ロンドン(イギリスへも日本より近いんです)に行きました。もし、マレーシアで就職するなら東南アジア諸国をめぐられてはいかがでしょうか。

マレーシアのコンドミニアム内のプール

日本ではできない生活ができる

先ほども少し触れましたが、賃貸で借りるコンドミニアムのクオリティが結構高くて、おそらくこの部分だけは日本の相場の1/3くらいだと思います。

高層で角部屋で150m2あって、お風呂トイレも2つあって、ジム・プ-ル付きで24時間セキュリティがいるなど…日本では住めませんが、マレーシアなら実現します。

金銭的にキツイときは同僚でシェアしている方もいます。

また、タクシーが安いです。

流しのタクシーは強盗されるので、絶対に乗ってはいけませんがGrabというアプリでタクシーを呼べば安全だし、安いんです。

料金は15分くらい走って300円以下ぐらいなので、使いまくってください。

マレーシアには日本では考えられないくらいデカいショッピングモールもたくさんあるので休日にGrabでモ-ルへ行くのは定番です。

ドライバーさんも気さくで話しかけてくれるので、英語の上達にもなります。

最後に、お勧めしたいのでが高級ホテルです。

日本にもあるハイアットやシャングリラ、マリオット、ヒルトンなどこういったホテルもめちゃくちゃ安いんです。

ホテルに関しては日本の1/10くらいの相場なので、マレーシアにいるなら使わなくては損だと思います。

デメリット

日本でのキャリア形成が出来ない

最終的には日本に帰ってきたい方に当てはまるデメリットです。

海外での生活が活かせるような職種に日本で就くことを先に見据えている方は問題ありませんが、やはり日本で最終的な就職をしようと考えている方にはマレーシアで働いている間は時間を浪費してしまいますので、よく考えた方が良いかと思います。

また、マレーシアで働いた場合、多くの方は1~2年で帰国するのでそうなった場合短い期間で転職することになりますので、日本で新たに就職する際にマレーシアで何をしてきたかなどを明確に答えられるように時間を過ごす必要があります。

会社の上司が外国人である

私の同僚で一番悩んでいたのは退職する際になかなか辞められなかったことです。

直属の上司は日本人なのですが、人事部の上層部は外国人であるため、退職するには外国人の了承を得る必要があります。

その際に、会社側はせっかく働いて日本人を離したくないため、説得してきます。

辞めたいと思った時には、止められないような理由を準備してから辞める旨を伝えることをおすすめします。(結婚するとか、家族が病気とか)

マレーシア、ボルネオ島の離島

日本に帰りたくなくなる

私もそうでしたが、気候が良いし、マレーシアでは日本のように殺伐とした感じが無いので居心地が良くて帰国したく無くなります。

大変な部分もありますが楽な部分が上回っているからだと思います。

かといって、永住するにはコ-ルセンターでは難しいので、ダラダラ時間を浪費だけしてしまうことが一番怖い事だともいます。

ぜひ、何か目標を立ててからマレーシアに就職して、着実に何かを身に着けて帰ってきてください。

私もその辺をちゃんと出来ていたかはわかりませんが、少なくとも1年で帰国すると決めていたのでそこだけは曲げませんでした。

最後に

マレーシアでコールセンターとして働くことについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。海外で暮らしたことのない方には不安な要素が多くあると思います。
しかし、少し勇気をもって飛び出せばイロイロなことを学べます。
幸いにも日本は教育水準の高い国なので、様々なことへチャレンジすることが出来ます。
マレーシアに移住しようか迷っている方が居れば、ぜひ一度トライしてほしいと思います。
経験はなににも代えることのできない財産ですから。
また、マレーシアでの生活について不安がある方は、マレーシアでの生活についてまとめた記事もありますのでそちらも併せて読んでみてくださいね。

マレーシアでの生活について

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