アマガエルの飼い方教えます 水槽で簡単に飼えます

家の近所で見つけたアマガエル♂

はじめましてぽとしぃです。
ブログ名を見ていただければわかる通り、私はカエルが好きで旅先などでグッズを見つけると購入していました。
そして、最近引っ越した先で夜の散歩をしていると可愛いアマガエルに遭遇して飼うことを決めました。私はペットをこれまでに飼ったことが無いため試行錯誤しながら育てていますが、どうにか2ヵ月は無事に育てられています。コロナなどで家を出る機会が減ってカエルを飼おうかなと思っている人には参考になると思いますので、カエルの飼い方を解説したいと思います。

どうやってカエルを手に入れるか

調べたところ、私が捕まえたのは二ホンアマガエルだったようで、樹上棲種と言って水にずっと浸かっていたり、土にうまっておらず、大半の時間を木や草に乗って過ごす種類のカエルだそうです。
他の種類のカエルはペットショップで容易に購入することが出来ます。
残念ながらアマガエルはペットショップなどでは売っていないようですが、時期にもよりますがヤフオクなどで出品されていることはよくあります。
夏から秋にかけての時期なら自分で捕まえるのもイイと思います。
自分で捕まえれば、愛着も沸きますし、何匹か見つけることが出来れば大きさや、顔つき、色なども選ぶことができます。
お気に入りの1匹を見つけて最後まで育ててあげてください。
ちなみに、私が捕まえたアマガエルは捕まえたときは迷彩模様をしていましたが、飼っているうちにキレイな緑色一色になりました。
おそらく、自然の中で生きているときは擬態(周囲に色を合わせて)して隠れているのだと思います。

カエルの飼育ケージ

実際に飼っているケージ、20 cm四方でパネルヒーターを敷いています

一般的に通常のカエルは大きくても10 cmまでしか大きくなりません。
アマガエルだともっと小さいので、ケージもそんなに大きなものを用意する必要はありません。
個体の大きさにもよりますが、私が飼っているアマガエルは3 cmくらいと小さいので20 cm四方のケージで飼育しています。
ちなみに私がケージとして利用しているのは、100均で買ったプラスチックの収納ケースで、フタの部分にキリでいくつか穴をあけて通気口にしています。
ケージの床には砂利を一面に引いており、遊び場として海で拾ってきたサンゴを良く洗って壁に立てかけるように置いています。
水は小さな水草をケージに入れており、水草の器に水をはっています。
器の中には小石も少し入れて水深が深いところと浅井ところが出来るようにしています。
アマガエルは意外ですが、結構匂いがしますので、暖かい時期は2-3日に一回、冬は5-6日に一回の掃除が必要になります。
ビックリするかもしれませんが、カエルもウンチをしますのでケージ内はこまめに洗って清潔にしておきましょう。
また、冬眠についてですが、カエルは変温動物なので常温で飼っていると、冬眠してしまいます。
さらに、カエルを飼うのが初めてではなくかなり慣れている人でも冬眠からうまく起こすことは難しいとされています。
ですから、カエル飼育の初心者は冬眠させないようにすることが最善です。
冬眠させることなく一年中起こしておくためには、飼育ケージの下や壁にパネルヒーターを付けて、ケージ内の温度が下がり過ぎないようにすることが必要です。
また、ケージの床面にパネルを敷くばあい、全面を温めてしまうとカエルが暑いと感じたときに逃げ場がないので、ケージの床面の半分から1/3くらいをパネルヒーターで温めるようにしてください。
ヒーターパネルとは、シート状になっており一定の温度に温まる人間でいうところの床暖みたいなものです。
海外製のものすごく安価なものから日本製の本格的なものまで売っています。
しかし、外国製の安価なものは、温度があまり上がらなかったり、ショートしたりと安全面であまりお勧めできません。
参考までに私が使用している国内メーカーから売り出されている商品を以下に貼っておきます。
こちらの商品はそんなに価格が高くもなく使用して問題もなくケージの温度も上がっているのでおすすめの商品です。


みどり商会 ピタリ適温プラス 2号

カエルのエサ

樹上棲種は生き餌しか食べない点が飼育するうえで一番大変なところです。
基本的に食べるものはショウジョウバエやコオロギ、バッタ、蛾、クモなどになります。
夏場なら毎日手に入れることも出来ると思いますが、冬場に冬眠させずに冬を越す場合はネット通販などでコオロギ(ヨーロッパイエコオロギ)やハエ(キイロショウジョウバエ、トリニドショウジョウバエ)が販売されているので購入すると食事を確保できます。
また、たまにはミルワームを食べさせても良いので、こちらも簡単に年中ネット通販で購入することが出来ます。
ショウジョウバエは初心者でもキットを購入すれば、自分で繁殖もさせられます。
さらにフライレスやウイングレスと書いてあるエサ用のショウジョウバエは羽がなく、飛ぶことが出来ないので飼育やエサやりも容易に行えます。
これは私が飼っているカエルの話ですが、はじめにミルワームをたくさん食べさせていると飽きてしまったのかあまり食べなくなってしまい、コオロギを購入してケージに入れると食べています。
また、エサやりの方法はコオロギやショウジョウバエはケージに入れておけばカエルが気付いたときに勝手に食べてくれます。
一方、ミルワームはピンセットやお箸などでつまんで、カエルの目の前で動かして気付いてもらい、食いつかせなければいけません。
ミルワームはケージの中に入れておくだけだと、カエルはなかなか気付かずに結局いつの間にか死んでいるパターンが多いです。
また、たまに家の周りなどで見つけたクモをケージに入れてあげると、瞬く間に食べてしまいすのでクモは好物なのだと思います。


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カエルの複数飼いについて

左が♂で右が♀の2匹飼いをしています

カエルの複数飼いは、場合によっては可能ですし、不可能の場合もあります。
まず、個体差があり過ぎる場合は、共食いの恐れがありますので、複数匹を同じケージで飼う場合はなるべく同じくらいの大きさのカエルにしましょう。
また、オス同士・メス同士でも仲良くなりにくいので要注意です。
オスとメスの見分け方についてですが、オスは求愛のために夜になると鳴くため、夜まで待って鳴き始めればオスのカエルです。
ちなみにアマガエルは夜行性なので、夜になるとよく動くようになり昼間はあまり動かないかウトウトしています。
また、オスは鳴くために口の下付近のノドの皮が少し余っています。
しかし、生体になって間もないオスのカエルはまだ鳴かない可能性があります。
メスの見分け方は非常に難しいですが、同じ種類のカエルのオスよりも一回り大きいです。
また、オスとは逆に夜になっても鳴きませんし、ノドも皮が余っていることはありません。
オスとメスを一緒に飼うことは出来ますが、上手くいくと産卵しますので、産卵させたくない場合は一緒に飼うことはおススメできません。

カエルが変な行動をしたら脱皮かも

私も初めてアマガエルの脱皮を見たときは「苦しんでるから死んじゃうのかな」と思うほど変な動きをしていました。
動画は取れなかったのでお見せすることはできませんが、どんな動きだったかご説明します。まず、口をパクパクさせて何かを飲み込んでいるようなしぐさをします。
他にも足で自分のお腹や背中を掻いているような動きもします。
さらに口元によだれのようなものまで見えて、本当に苦しんでいるようにしか見えませんでした。
実際は、カラダの皮を少しずつ剥がして、剥がした皮を食べているそうです。
ですから口の周辺によだれのようなものが見えたのは、食べている脱皮の皮だったのです。

まとめ

カエルはペットの中でも飼いやすい生き物であると言えます。
ケージの場所もそんなに大きなものを用意しなくてもイイですし、散歩の手間もありません。
食欲旺盛なので、適切なエサを与えれば、基本的にパクパクエサを食べてくれます。

アマガエルの飼い方の本を書きました

私は1年間アマガエルを飼って、越冬も経験しました。
飼い始めの頃はネットで検索したり、実際にイロイロなエサを捕まえてきて試しにあげてみたりと試行錯誤を繰り返しました。
今では、ほとんど人口飼料を与えるだけでたまにご褒美や機嫌が悪い時、また自然でエサが簡単に取れるときのみ生餌を与えています。
他にもケージの環境などちょっとしたコツがあります。
そういったアマガエル飼育のノウハウを一冊の本にまとめました。
Amazon Kindleの本で販売しており、Kindle Unlimitedの人なら無料でダウンロードしてお読みいただけますので、ぜひ一度手に取って読んでみてくださいね。


初心者のためのアマガエルの飼い方完全マニュアル: 初めてでも迷わない

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