マレーシア滞在でクルマを運転するには? 申請方法や他の交通手段と比較します

マレーシアでGrabを使って呼んだタクシー

はじめましてぽとしぃです。
マレーシア移住を考えている人は、交通手段をどうするかが一つの問題になります。
日本だと、ほとんどの人が運転免許証を持っており、一家に一台はクルマがある状況が多いかと思います。
実はマレーシアもクルマ文化なので、一般家庭の人もクルマを持っています。
しかし、運転が荒く事故が多いため日本人が移住してマレーシアに住む場合は、クルマの運転はあまりおススメできません。
この記事ではマレーシアでクルマを運転するために必要な申請方法から現地の交通情報、そしてその他の交通手段も解説します。
クルマと表記していますが、バイクについても同じです。

マレーシアの交通状態について

クアラルンプール市街地の渋滞の様子

マレーシアはクアラルンプール市街地などの栄えている街は、家賃が高く住めない人がほとんどのため郊外に住む人が多いです。
また、マレーシアは日本と違い国土もかなり大きいため、「ちょっとそこまでの」の感覚が日本人とは違います。
これらのことからマレーシアはクルマ社会となっているため良く渋滞が起こります
また、イスラム教徒が多いため、お祈りの時間(特に金曜の夕方)は渋滞がひどくなリます。
私もマレーシアに移住して間もない時、友人の結婚式に日本へ帰国するために空港へタクシーで向かったところ通常1時間のところ3時間近くかかってギリギリ飛行機に間に合いませんでした。
また、運転が荒い人が多く、クルマが車線変更で入り乱れている様子をよく見ます。
高速道路は結構整備されており非常に安価なのですが、カーブがすごく多かったりお世辞にも計画的に街が建てられていない感じが伝わってきます。
また、在マレーシア日本大使館もマレーシアの交通事情は運転が荒く飛び出しなども多いことから注意喚起を行っています

マレーシアの自動車の価格

マレーシアは自動車への関税が高いため、同じクルマをマレーシアで購入すると日本の1.5~2倍ほどの価格になってしまいます。
ベンツやBMW、トヨタなどは街でよく見かけますが富裕層の中国人が乗っていることが多いです。
また、韓国の自動車メーカー「ヒュンダイ」も良く見かけます。
あとはマレーシア発の自動車メーカー「プロトン」「プロドゥア」は一昔前の日本車を思わせるカタチのクルマが多いです。

マレーシアで運転するための申請

マレーシアでクルマを運転するには、旅行で訪れたときと長期滞在している場合は少し異なりますので、それぞれについて簡単に解説します。

旅行でマレーシアを訪れた場合

まず、旅行など短期間マレーシアを訪れる時に運転したい場合は日本の「国際運転免許証」を取得しておくことが必要です。
また、マレーシア内で運転するときは国際運転免許証と併せてパスポートと日本の普通運転免許証も携行する必要がありますので注意してください。

長期滞在でマレーシアで暮らしている場合

先ほどの「国際運転免許証」を持っている場合は、全く同じ対応でも運転することが可能です。
しかし、長期滞在者は「国際運転免許証」を持っていなくても、何らかの長期滞在ビザが発行されている場合、日本の普通運転免許証が有効期限内であれば申請だけでマレーシアの運転免許証が発行されます。 
以下がおおまかなマレーシアでの運転免許証を発行する申請手順です
①住居の確定(マレーシアでの住所が必要です) 
②在留届(在マレーシア日本大使館あるいはウェブからの届け出も可能です) 
③ビザの取得 
④日本大使館で運転免許証翻訳書類の取得(日本の有効な免許証が必要です) 
⑤マレーシア各地のJPJ(運転免許センター)に必要書類を持参の上、免許証申請。
その場で発行されます。
※申請方法はhttps://kaigai.starts.co.jp/malaysia/life/3722より抜粋しました。

マレーシアでの交通手段

マレーシアは東南アジアの中でも、治安が良いため電車やバスを利用しても怖い思いをすることはありません。そこでマレーシアに移住したときに日本人が利用できる交通手段をご紹介します。

電車

現地の人も利用しており格安で乗車が可能です。
しかも、主要都市はしっかりと繋いでくれていますので、かなり便利です。
クアラルンプール国際空港からクアラルンプール市街地まで乗り継ぎが良ければ40分くらいで着きます。
ただし、冷房が効きすぎており極寒ですので防寒対策が必要です。
ちなみに、冬物のアウターを着てちょうどくらいの寒さです。
券売機で切符を購入するとおもちゃのコインのようなものが出てきます。
これがマレーシアの切符で乗り換えの時などは改札をこのコインでタッチするだけです。
最後に駅を出るときはコインを改札に投入し、コインが帰って来ないので、再利用しているようです。

タクシー

流しのタクシーや、タクシー側から乗らないかと声をかけてくるものはボッタくりなので絶対に乗らないでください。
必ずマレーシアでタクシーを呼ぶときは「Grab」というタクシー配車アプリを使用してください。
使い方は非常に簡単ですし、乗る前に料金が表示されていますのでボッタくりにあうこともありません。
しかも、格安で1時間乗車して2,000円ちょっとくらいです。
正直なところ、私がマレーシアに住んだ感想としては、交通手段はタクシーがほとんどでたまに電車を使う感じでした。
自分で運転するにはリスクがたかすぎますし、メリットが少なすぎます。

バス

街中を走っているバスはあまり多くないようです。
しかし、少し遠方へ出ているバスはいくつも種類があります。
クアラルンプール市街地 (KLセントラル駅) からクアラルンプール国際空港行きのバスも出ています。
運賃は他の交通手段よりも群を抜いて安く、300円くらいです。
道が渋滞していなければ1時間程度の道のりです。
私も「マラッカ」という観光地にKLセントラル駅からバスで行ったことがありますが、バスは結構キレイで日本の長距離バスのような感じでした。
長期滞在される人や観光でマレーシアに訪れたときは時間に余裕があれば乗ってみるのもイイかもしれません。

クルマ

マレーシアはクルマ社会ですので、しょっちゅう交通渋滞が起きます。
しかも、運転が荒いため事故も日常茶飯事です。
Grabでタクシーを呼んで、毎日乗っていましたが、結構運転が荒い人にあたってヒヤヒヤすることもあります。
さいわい、1年間の滞在で事故には1度もあいませんでした。
マレーシアの人は運転がうまいのでしょうか?
私は絶対に今後もマレーシアで運転する気はありませんし、日本人でマレーシアに滞在される人にはおすすめしません。

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